2025 鈴鹿8時間耐久ロードレース 

予選15位 決勝42位(NOT FINISH)
という結果で幕を閉じました。

文字で書くとこれだけです。

ですが、長かったレースウィークを何から書くか悩みます。

今期のエスパルスドリームレーシングは全日本参戦をしていません。
6月のテストから車体のセットアップがなかなか上手く見いだせずまま、レースウィークに入りました。

車体のセットアップは生形を中心に、体格の大きい濱原選手に合わせにいくと軽量級な他の二人とは合いません。

しかしデカいなそーど―

テストの時点で3人目のライダーラインナップは決まっていませんでした。
実は、マーセルシュロッタ―選手にオファーを出していたのですが、ご存知の通り彼はWorld Supersport 選手権をDUCATIで戦っています。今年の8耐はTeam KAGAYAMAよりエントリーする事になりました。そんな彼からチームに、俺の友達にこんな奴がいるんだけどどうだ?って連絡がありました。
そう、同胞のドイツ人【 Jonas Folger 】選手です。
レースウィークから、初めての鈴鹿・初めてのSUZUKI・初めてのブリヂストンタイヤ・初めての耐久レース・初めてのチームと初めてづくしでしたが、適応能力の高さにはさすがと言わざるを得ません。

水曜日の走行枠は、15分間のインターバルを挟み1時間強の走行枠が5本もあります。
この時間枠の中で、どのライダーを何ラップ走らせてどこでセットアップを変えていき、はたまた同時に燃費の計算(耐久レースはこれが肝)とそこをコントロールするのが私の役目です。

想定していても8耐のレースウィークはどうしても赤旗中断する事が多く、目まぐるしく変わる状況をメカニック達やタイヤマン・ガスマン・サインマンへ的確に指示を出し次の準備を進めて行きます。

いつしか、ピットの一番奥に座る様になってしまいましたww

各セッション終わりにはタイヤ交換の練習をしタイム短縮と全体の流れを体に覚えこませます。
ファクトリーチームの様に事前から練習できる環境にないので、【 ”瞬間”心合わせて! 】
本番を想定してミスが起きても最後までやり切るのがマストです。

そんなこんなで初日の走行で少し前進しましたが、セットが見出せずまま終了。
少しメカニカルトラブルもあり、水曜日も帰りはてっぺん超えてた気がします。

続く

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