続8耐

金曜日はいよいよ公式予選です。

8耐の予選では使えるタイヤ本数制限があります。

その本数は、7本!

なんだその中途半端な本数は!?となりますよね。

ライダーが3人いるのと予選は各グループ別、午前に1回・午後1回の計6セッションあるのです。で、これがまた色々なパターンを想定できるんですが、エスパルスドリームレーシングは公平に各ライダーに新品を前後1セットづつ、最速ラップを刻んだライダーにリアのみ追加でもう1本と順当な方式に決めました。

第一ライダー(ブルー)は必然的に新品で出ていく事になります。

生形選手が、2”08”596

全体的にはP27と少し沈んでしまいました。(今は2”06秒台でもP15位!!とここ数年でレベルアップ)

第2ライダー(イエロー)はJONAS FOLGER 選手

少しトラフィックに引っかかり 2”07”728

P14となりました。

第3ライダー(レッド)は濱原選手

ここで、まさかのアウトラップ(コースインした周)のMCシケインで転倒!!

マジか~!!

幸い自走でピットに戻ってきたので、Tカーに乗り換えてとりあえずアタックしなくても良いので計測してきて欲しいと伝えコースに戻しました。
ここでタイヤの問題があります。転倒した直後のホイールはノーチェックだしタイヤは冷めてるしとか慌てても何も良い事はありません。かと言って、もう1本新品は使えないので生形選手が1回目に使ったUSEDタイヤで走らせます。

P11 タイムは2”08”468

ライダーのグループに寄って順位は大きく変わるので、各ライダーの速いラップタイムの合算で総合順位が決まります。




午後からの2回目

ライダーブルーの生形選手にはフレッシュなタイヤが残っていないのでセットアップを試す事に注力します。


ライダーイエローのJONAS FOLGER選手はリアタイヤのみ新品にしアタック!!

ここで運良く以前一緒に戦ってくれた、#3 Marcel SCHRÖTTER選手の真後ろに!
なんせJONAS FOLGER選手は、初鈴鹿・初SUZUKI・初ブリヂストンタイヤと初めてづくし
実は、今回もMarcel SCHRÖTTER選手にオファーはしていたのですが今の彼はDUCATIライダーなのでTEAM KAGAYAMAからエントリーする事になりました。
そんな彼が紹介してくれたのがJONAS FOLGER選手だったので、超仲良しのドイツ人ライダー同志なのです。


渾身のアタックで 2”07”033 とベスト更新 グループP10で予選を終えました。

走行後の第一声は、『 Thank you Marcel!!』でした(笑)
本人的には6秒台を狙っていたみたいで悔しそうではありましたけどね。

余談ですが、彼の最大バンク角は61°でした!!さすがMotoGPライダーですね。



ライダーレッドの濱原選手の2回目

やっぱりでかいな(笑)

1回目に転んだタイヤは1LAPもしていないタイヤですので、チェック後2回目に使いました。

3周目に、2”07”171 で P9!!

と思ったのも束の間・・・ 

今度は1コーナーで止まり切れずにオーバーラン。グラベルの餌食に・・・

なんとかタイムは刻んでくれ、予選総合順位はP15からスタートする事になりました。

今夜のメニューは、メインカー&Tカー共に転倒修理+決勝前整備 (´;ω;`)
ファクトリーチームの様に潤沢な物や資金がある訳ではないので物量が無くなっていく(特にホイール)のは決勝を見据えると非常に厳しい状況になって行きました。

続く

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