梅雨時で益々入庫バイクが溜まっていくmです。
今日は、先日車検でお預かりした『ZX-10R』で起きた案件
モデルは2018年
現行一つ前のモデルです。
そんな現行車に何が起きたかと言いますと
SAFETY MODEに入り20㎞以上出ない。
オーナーさんに確認するも、そんな症状なかった??けどね。
車検場で軽く乗った際にも問題はなかったとスタッフから聞くも、現状加速したら不具合で
ダッシュパネルはチカチカ派手に点灯
診断機でエラーを見ると、ギアポジセンサーエラー・F車速信号エラー・Gセンサーエラー
とエラーコードのオンパレード。
ここでピンと来た人は相当の人ですね。
原因はこれ
右のが丸まってます。丸まっているのが問題ではありません。
リアホイールのパルスセンサー
なんでやねん!ww
診断機なんてそんなもんです。
そうなんです。これ実は落とし穴的なあるあるなんです。
パルスリングとセンサーの隙間は1.5㎜~0.8㎜とかなり少ないんです。
ここ最近、サーキット走行される方が多いと思います。その中でご自身でタイヤ交換される方も多いと思いますが
はい、ここ重要
『ホイールを外す前にパルスセンサーを外してください。』
ウチではもちろん都度外しています。
注、一部HONDA車は構造上当たらないようになっています。さすがです。
要はホイール脱着時にゴリゴリやってセンサーが潰れたのが原因。
信号が入ったり途切れたりでエラーを出すのです。
ここに辿り着くまで四の五のやってえらい時間食われました。
最近のSS車は要注意ですよ~