ここのところ、何故だかフォークの表面処理依頼が多いです。
こちらは、トライアンフ
アウターは、カシマコートにインナーはチタンブラック
ボトムエンドは黒塗装から一転シルバーアルマイトへ

こちらは、オーリンズの倒立フォーク
これもインナーチューブはチタンブラック
(Tiコートの中では表面硬度が一番硬い)


でついでにボトム&アウターもブラックアルマイトに変更
分解した時でないとできないし、雰囲気は一気に変わるのでおすすめですよ


フォーク繋がりで
DR-Z400SMのフォークオイル交換
ちょいと特殊な新機構



SHOWAとKYB双方同じ様な構造のフォークは結構前からあるみたいですが、オフ・モタード系の来店が少ないので今回初めて分解
サブタンクが別にあり、しかもオイルはレベル管理ではなく量管理。
必然的にカートリッジは全バラです。
内部にオイルが残ると微妙に左右差ができるので。
インナーチューブはストロークさせて一晩ひっくり返して古いオイルを抜きます。
このフォークお金掛かってます。
アウターだけかと思ったら、ピストンロッドにもカシマコート掛かってました。
洗浄後、きっちり乾燥させて

市販車でもクローズドカートッリッジを使う時代になったのです。
新機構のパーツを分解する時は、いつもなのですが
『ふ~ん』・『すごいなぁ~』・『こうなってるんか~』
『おっ、こんなところにこんな表面処理されてる』とか
『これがこう動いてこうなって』と動きを考えてと
とにかく独り言がやたら多くなりますわな。

そんなこんなで、結構時間掛かりましたとさ。
そんなDR-Zオーナーさん
さっそく、STMのスリッパークラッチ導入


試乗させて頂きましたが、これイイよ
これはロックするやろというシーンでもモウマンタイ
ただ、頭の中にクラッチが滑ってる絵が浮かぶのは職業病ですな

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